ワーママの皆さん。ほんっとうに毎日お疲れ様です。
育児だけでも、仕事だけでも大変なのに、両方こなすのは大変ですよね。
この記事を見てくださっている皆様は、そんな毎日を頑張りすぎて少し疲れてしまったのではないでしょうか。
そして「自分はこのままでいいのだろうか…。」と悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。
かく言う筆者も、正社員として10年勤めていた会社を第二子の出産を機に退職しました。
第一子を出産し、「育児と仕事の両立がんばるぞ!」と勢いよく職場復帰をしたのはいいものの、壮絶な毎日と子供と向き合えていない自分に嫌悪感を感じていたためです。
「もっと子供と向き合う時間を増やしたい!」
「もっと育児を優先しながら働きたい!」
そう思い、思い切って勤めていた会社を辞め、働き方を変えてみました。
すると自分でもびっくりするほど、精神的に安定し毎日を楽しく笑顔で過ごせるようになりました。
当記事では、もっと笑顔で育児や仕事ができる働き方は何なのか?また、どんな働き方があるのかデメリットも踏まえてご紹介していきたいと思います。
「今のライフスタイルを変えたい!」とお考えのワーママの皆さん、ぜひ参考にしてみてください。
実録│ワーママ生活に疲れた理由と退職を決意した理由。

冒頭でも申したとおり、筆者は第二子の妊娠をきっかけに約10年総合職として働いていた会社を退職しました。
理由は一言では語れませんが、一番の理由は「子供と向き合う時間を増やしたかったから」です。
我が子(長男)は、4歳まで登園しぶりが続いていました。
1歳すぎから保育園に通っているため、3年近く毎日のように愚図っていたのです。
保育園に行けばそれなりにお友達と楽しく過ごしているのですが、どうしても朝はグズグズ…。
「ママといたい…。」と涙をためて言う姿に、何度も「ごめんね。」という気持ちがあふれ出てきそうになりました。
仕事は仕事で、それなりに楽しくやりがいを持ってやっていました。
復帰をしてからは、お迎えに間に合うようにマッハで業務を終わらせようと頑張っていたのですが、時折「●●(筆者)さんは残業ができないから、これは〇〇さんに任せよう。」なんて話が耳に入ると、申し訳ない気持ちや少し悔しい気持ちになったりもしました。
「今は育児が優先だから仕方ない。目の前の仕事を頑張ろう!」と思っても、その育児もとても中途半端…。
ふと「あれ?こんな思いまでしてこの仕事を続けていたいんだっけ?」と思うようになってしまったのです。
筆者の場合、働くこと自体は続けていきたいと考えていたため、もっと楽しく働くにはどうしたらいいのだろう。自分は具体的にどんな働き方がしたいのだろう。と考えるようになりました。
これが明確になったとき、退職を決心することができたのです。
疲れたワーママが退職を悩む主な理由。
「もう疲れた…辞めたい…。」と思っても、中々退職って決心がつきませんよね。
筆者もそうでした。
退職を悩む主な理由をご紹介していきます。
金銭面的な不安。

収入の柱がひとつ減ってしまうことで、「家計は大丈夫なのか。」「将来の蓄えはしっかりできるのだろうか。」と不安になり、退職ができないという方、多いと思います。
日々の生活に問題はなくても、子供の教育資金、自身の老後蓄えなど、いざという時のためにお金は貯めておく必要があります。
文部科学省「平成30年度 子供の学習費調査」によると、子供の学習費の平均は以下のようになっているようです。
文部科学省は,子供を公立又は私立の幼稚園,小学校,中学校,高等学校(全日制)
に通学させている保護者が,子供の学校教育及び学校外活動のために支出した1年間の
経費の実態をとらえる「子供の学習費調査」を,平成6年度より隔年で実施しています。
今般,平成30年度の調査結果がまとまりましたので,公表します。…(中略)「学習費総額」は,以下の通りとなった。
公立幼稚園 22万3,647円(前回比4.4%減)
私立幼稚園 52万7,916円(前回比9.4%増)
公立小学校 32万1,281円(前回比0.3%減)
私立小学校 159万8,691円(前回比4.6%増)
公立中学校 48万8,397円(前回比2.1%増)
私立中学校 140万6,433円(前回比6.0%増)
公立高等学校(全日制) 45万7,380円(前回比1.4%増)
私立高等学校(全日制) 96万9,911円(前回比6.8%減)
すべて公立で通学したとしても、トータルで500万円を超えてきます。
また、大学進学も加れば1,000万円は超えてきてしまいます。
自身が退職したことで、「(習い事や進学など)子供にやらせてあげたかったけれど、金銭面的に難しい。という状況になってしまうのではないか」とご不安になる方が多いです。
【子供が大きくなったらまた働きたい。】再就職はできないのではないかという不安。

「子供が小さい内は側にいたい。少し手が離れてきたらまた再就職をしたい。」という方も多いと思います。
ところが、子育てでブランクが空いてしまうと、特別なスキルや資格でもない限り再就職が難しいというのが今の日本の現状です。
いずれはまた働きたいと考えているため、将来のことを考えると中々辞めることに踏ん切りがつかないという方も多いです。
辛いのは今だけ?時間が解決するかもしれないという期待。

子供が小さい内はたくさん手がかかります。
トイレ、ご飯、お風呂、寝ること、着替え、生活に必要なこと、すべてに助けがいるのだから当然です。
「もう少し子供が成長したらラクになるかも…。」
「小学生に上がったら一人でいろいろやってくれるようになるかな…?」
と、今の大変な時期を乗り越えれば楽になるという期待から、退職の決心がつかない方も多いです。
社会から切り離されるのではないかという不安。

働くことを辞めて育児に専念すると決めた場合、「社会から取り残されてしまうのではないか。」という不安を抱えてしまう方もいらっしゃいます。
育児はとっても楽しいですが、孤独な面もあります。
中々思い通りにはいかず、頑張っても報われないことも多く、褒めてもらえることも少ない…。
職場なら同僚にすぐ愚痴れるけれど、愚痴りたいタイミングで周りに大人はいない…そもそもそんな時間すらない!なんて言うママも多いのではないでしょうか。
働くことは継続したいワーママは「退職」ではなく、「働き方」を変えてみよう。
もしあなたが上記のような理由で退職を決心できないのであれば、「働き方」を変えてみることをお勧めします。
「(金銭面や自身のためにも)働くことは継続したいけれど、今はもう少し育児に比重をおきたい。」という方は、一度検討してみると良いでしょう。
どんな「働き方」があるのかご紹介します。
現職場で「異動願い」を出してみる。
まずは現職場で解決する方法をご紹介します。
もし今の職場環境が育児をする上でしんどいということであれば、一度「異動願い」を出してみるのも一つの方法です。
「子育てに理解のない人がいて辛い…。」「他の部署ならリモート対応できるが、今の部署はできない。」などが理由としてある場合、異動ができるだけで解決してしまうかもしれません。
一度会社に掛け合ってみましょう。
現職場でアルバイト(パート)勤務をする。

勤務時間や勤務日数を短縮しアルバイトとして現職場で再雇用をしてもらえるようであれば、それも有でしょう。
慣れ親しんだ環境で仕事もよくわかっている業務内容であれば、ストレスなく移行することができるでしょう。
勤務日数を減らしたり、責任のある仕事から抜けることで、仕事上のストレスが減ったり、子供のお迎えに早くいけることで、遊んだり、習い事などに時間を費やすこともできるかもしれません。
「正社員だと責任も重いし、業務時間外も仕事のことが気になってしまうことが多いけれど、アルバイトになってからは、業務内容が軽くなったため、オンオフがしっかりつけられるようになった。」
という方も中にはいらっしゃいます。
給料が減ってしまうことはデメリットとしてありますが、子供との時間を今より作ることができたり、自身のストレスが軽減されるのであれば、これも魅力的な選択肢と言えます。
ただし、きちんと会社と話し合わないと、業務内容は大きく変わらず給与や雇用形態だけ変わってしまったなんてこともあるので注意が必要です。
時短・フルリモートのできる仕事に転職する。
「今の職場が自宅から遠く、移動に時間がかかり辛い…。」
「フルタイムで復帰しているため、時間に余裕がない。」
という方は思い切って、時短・フルリモートでできる仕事に転職をするのもひとつの方法です。
もちろん小さい子供を抱えながら転職活動をするのはとても大変です。
でも転職活動に成功すれば、お給料の面や業務内容、キャリア…あなたの希望をすべて満たすことができるかもしれません。
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パート・アルバイト・派遣等で働く。
「今は子育てをメインにしたいけれど、働く時間も確保したい。」
という方は、勤務時間を減らし、アルバイト・派遣といった働き方で働くのもいいでしょう。
フルタイム勤務だと、子供と過ごす時間はかなり減ってしまいますが、例えば午前中だけアルバイト(仕事)という風にできれば、フルタイム勤務時よりもかなり余裕がうまれるかと思います。
また、仕事のプレッシャーから少し解放されるママも多いのではないでしょうか。
フリーランスとして在宅で働く。
今は特別なつながりがなくても、個人で稼げる様々なプラットフォームがあります。
自分の得意を売り買いできるプラットフォーム、ココナラ
。
場所や時間にとらわれずに働けるCrowdWorks(クラウドワークス)
。
WEBライター・WEBデザイナー・動画編集・ハンドメイド…人脈ゼロからいろいろな仕事で活躍されているママがたくさんいらっしゃいます。
初めは大きく稼ぐことは難しいかもしれませんが、育児中の隙間時間などを使って仕事ができるのは大きなメリットです。
「子供は預けずに家で見ながら、隙間時間に働きたい!」という方にはおすすめです。
まずはどんな仕事があるのか登録をして探してみると良いでしょう。
金銭面的に不安であれば、在宅でできるアルバイトをしながら、フリーランスとして業務を請け負うダブルワークのような形で進めるのもおすすめですよ。
どんな働き方が自分にとっていいのかわからない!そんな方は…。
子供が産まれ部署移動や業務内容が変わったことや、自分自身の環境が変わったことで、自身のキャリアについて悩んでしまうママって非常に多いんです。(筆者もその1人でした…。)
「頑張っているけれどなんか満たされない。」「仕事にやりがいを感じられない。」
そんな時は、自分の悩みや気持ち、本当はこうしていきたい…そんなことを言語化してみることをおすすめします。
ノートに書き出したりスマホにメモったりしてみると案外スッキリし、自分の気持ちが整理できますよ。
また、信頼している友人や家族に相談をしてみるのもいいでしょう。
人に話すことで「自分が本当に悩んでいることが何なのか。」を明確化することもできますし、何よりあなたにとって良いアドバイスがもらえるかもしれません。
もし、「中々周りには相談しづらい…。」「プロの意見も参考に聞いて見たい!」なんて方は、ポジウィルキャリアの無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。(筆者も実際に受けてみましたが、無料とは思えないくらいがっつり相談に乗っていただけます!)
ポジウィルキャリアとは、従来の転職サイトとは違い、キャリア相談に特化したパーソナルトレーニングサービスです。あなたの悩みや希望、強みやキャリアの軸などを一緒に考え、導いてくれます。
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ワーママが退職をし「働き方」を変えるデメリット。
退職をし、働き方を変えるデメリットについてご紹介します。
新しい職場環境に慣れるまでの時間が辛い。

ただでさえ大変なワーママのライフスタイル。
そんな中職場環境がガラッと変わるとなると、とても大変です。
はじめの内は気を張ってしまい、今まで以上に「疲れた…。」と思う日もあるでしょう。
育児・現在の仕事をしながら同時進行で仕事探しを進めなければならない。

育児と今の仕事をしながら、新しい仕事探しをするのは大変です。
何より時間が足りないですよね。
筆者も退職を考えていたときは、電車の行き帰りやランチの時間をフルに活用し、新しい仕事探しをしていました。
自分にとっては前向きなことだったため、楽しい気持ちで探すことはできていましたが、時間がきてしまうと、「あ~もっと探したかったな。」と思うことが多かったことを覚えています。
給料が下がる可能性がある。
一番ネックなところです。
抜本的な解決策はありませんが、将来どのくらいお金がかかり、どのくらいの蓄えが必要になるのかを調べて、大まかな計画を立てることは可能です。
そうすれば、「今自身が〇〇万円、収入があれば問題ないな…。」という基準が明確になるでしょう。
筆者の家庭の場合は、子供の教育資金のことが気になっていたため、手を付けていなかった児童手当や貯蓄分を学資保険やつみたてNISAなどの投資信託にまわしたりしました。今は銀行に預けて置いても利子はつかないですし、収入の大きな柱が旦那ひとつになったため、万が一…という時に備えてです。
こうすることで退職する上で一番大きなネックだった点が解決しました。
もちろん以前よりも余分に使えるお金は減りましたが、それと引き換えに子供との時間や自身のやりたいことに挑戦する時間を得ることができたので満足しています。(そしてOKをしてくれた旦那には本当に感謝しています…。)
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保育園が退園になる可能性がある。
もし現在お子様が保育園に登園中であれば、仕事を退職すると退園となってしまう可能性があります。
職場は変わるが働くことは継続する場合、「週●日以上、1日●時間以上勤務していれば在園は可。」としている自治体も多いですが、退職前にお住いの自治体に在園要件をしっかり確認しておきましょう。
疲れたワーママを脱却しよう!ママがいつも笑顔でいることが家族にとって、とっても大事。
ワーママの毎日は本当に大変です。
子供や家族はもちろん、仕事も大切だからこそ頑張りすぎてしまうんだと思います。
でも!
あなたが身体や心を壊してしまったら家族は大変です。
そして子供にとって、家族にとってママが笑顔でいることはとても大事だと思います。
だって子供はママが笑顔でいることがとても嬉しいから。
働き方はひとつではありません。転職活動をしたことがある人は6割以上にも及ぶそうです。
ぜひ今の自分にとってベストな働き方を見つけて見てください。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
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