【なぜ、子供は公文を嫌がるのか?】親の関わり方で変わるかも!原因別の対応方法をご紹介。

育児・知育
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「子供が公文の宿題を嫌がってやってくれない…。」

「毎日、”公文やりなさい!”というのが苦痛…。」

そんなお悩みを抱えている方、多いと思います。

我が子も、今現在公文を受講中ですが、一時期毎日のように「え~今日はやりたくない~!!」といって、公文の宿題をやることを嫌がっていました。

そしてやっとやり始めたと思ったら、

「トイレいってくる!」

「鉛筆削る…。」

「(名前を書くのに20分…!?)」

みたいな日々が繰り広げられておりました…。

いっそ辞めさせた方がいいのかも…。と思い、退会も考えましたが、いろいろあれやこれやと試している内に、なんとか今では(あまり乗り気ではないですが…笑)「そろそろ公文やるね。」と、自ら決心してくれるようになりました!

そして調子のいいときはすごいスピードと集中力で宿題を終わらせてくれます。

今になって当時を振り返ると、嫌がっていた理由は単純に宿題がつまらないから…というだけではなかったんだな…と思います。

当記事では、そんな筆者の経験談も踏まえて、公文を嫌がってしまう理由別にお子さんへのアプローチ方法をいくつかご紹介したいと思います。

もし、「毎日毎日怒るのに親子共々疲れた…。」「うちの子は公文は向いていないのかも…。」とお悩みの方がいらっしゃたら、ぜひ参考にしてみてください。

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公文(くもん)の宿題をやらず怒ってしまう…。なぜ公文(くもん)を嫌がるのかまずは観察しよう。

「家で宿題をやる。」ということは子供にとって非常にハードルが高い行為です。

家にはゲーム、TV、おもちゃ、そしてダラダラ…。たくさんの誘惑がありますからね。

特に公文は、単純な計算問題が続いたりするためなかなかやる気がおきず、途中で飽きてしまうお子さんは少なくはありません。

でももしかしたら、お子さんが公文を嫌がる理由はこの宿題が単調だから…という理由だけはないかもしれません。

よくある公文を嫌がる理由を以下にご紹介します。

①公文をやっても、怒られることはあっても褒められることはない。

(公文の)宿題をやるのは当たり前。

親としてはどうしてもそう考えていまいがちですよね。

筆者も”宿題だけは終わらせていかなければ!”と、必死になって子供に「宿題をやりなさい!」と言っていました。

でも思い返すと、「宿題をやりなさい!」といった回数と、「今日も宿題頑張って偉いね!」と言った回数とでは、圧倒的に「宿題をやりなさい!」といった回数の方が多かったんです…。

これではますます公文を嫌いになっていくよな…と反省しました。

②公文をやるメリットを感じていない。

公文にかぎらず他の勉強などもそうですが、「(公文や勉強を)なぜやらなくてはいけないのか?」というのを子供に理解させるのは中々難しいです。

将来のため、学校の勉強を理解しやすくするため…いろいろ親としては願いがありますが、子供にはそれをストレートに伝えてもイメージがしにくいです。

でも子供によっては、楽しいものが目の前にある状態で、楽しくない方をやるためには子供なりのメリットや理由が必要な場合もあります。

特に「周りの子はやっていないのに…。」といった場合は猶更。

「なぜ自分ばかりやらなくてはいけないのか。」と思ってしまうのは当然かもしれません。

③先生・親が無関心(と子供が感じてしまっている)。

”今まで宿題をしっかりやってくれていたのに、突然やらなくなってしまった。”というケースもあります。

親としては安心して子供に任せていただけのに、子供からすると「(自分に)関心がないんだ…。」と思ってしまっていた…ということが原因です。

また、親だけではなく、公文の先生に対して同じような気持ちを抱いている場合もあります。

”宿題をやっても、教室へ行きプリントをやっても、ただ採点をされて直して帰ってくるだけ…。何も先生は言ってくれない…。”

一生懸命頑張っている子は特に、こんな不満を抱いているかもしれません。

④(学校の宿題や、他の習い事を含めて)宿題の量が多く、キャパオーバー。

最近のお子さんは本当に忙しいですよね。

学校の宿題や放課後の習い事…やることがたくさんある子は多いです。

特に進学したばかりのお子さんや、クラス替えなど環境の変化があったばかりのお子さんは、やることが増えた訳ではないけれど、気疲れも多く毎日クタクタ…という話もよく聞きます。

もしかしたら”公文以外の何か”も原因となり、キャパを超えてしまっているという可能性もあります。

⑤やはり理由はこれ。プリント学習が単調でつまらない。

いやいや、どう考えても理由はこれしかない!

他にも理由はあるかもしれないけれど、一番の理由はやっぱりこれだよな。

そういうご家庭、多いと思います。

我が家も他にも理由はあれど、やはりこの問題が一番子供のやる気が下がる大きな原因でした。

とはいえ、すべての教材がスモールステップで構成されている公文。

この単調に思える繰り返しこそ公文のメリットのひとつでもあります。

いかに子供にすんなり取り組んでもらうか、以下に方法をご紹介したいと思います。

もうイライラしない!公文(くもん)の宿題にすんなり取り組ませる具体的な方法5選。

①決められた枚数の宿題をやれた日や、短い時間で宿題が終わった日はたくさん褒めてあげよう。

とにかくたくさんお子さんを褒めてあげましょう。

我が家でよく言う誉め言葉は次のとおりです。

「今日も宿題をやって偉い!」

「今日はいつもよりも3分早く宿題が終わったね!すごいじゃん!」

「今日はとっても丁寧にできたね!」

本当に小さなことです。

これは筆者自身が感じているメリットですが、何かできているところを見つけて褒めてあげることで、できないことよりもできたことに目が行くようになりました。

もちろん我が子も褒められるとまんざらではありません。

小さなことでも良いから、褒めるポイントを見つけてあげると、お子さんのやる気も上がるかもしれません。

②ご褒美作戦。

「勉強をする理由・メリット」を伝えても、なかなかピンとこないかもしれませんが、子供が欲しいものが手に入るとなれば目の色を変えるかもしれません。

人参をぶらさげる形にはなりますが、子供のやる気を引き出すには一番手っ取り早いです。(我が家も実践中です。)

そこまで大きなご褒美でなくても、子供にとって少し特別なものであればいいと思います。

いろいろなご家庭がやられているご褒美の仕組みをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

これを達成したらご褒美!!

  • 毎日宿題をやったらシールブックにシールを貼る。●枚たまったら…
  • 修了テストに合格をしたら…(A⇒Bなど、次のステップに行ったら…)
  • 毎日宿題をやったら…

上記のような形でまずは達成ポイントを決めてあげましょう。

そして難易度に応じて、お子さんが喜びそうなご褒美を準備してあげましょう。

毎日の宿題をやることを達成ポイントにするのであれば、日々のことなのでお菓子やジュース、ゲーム、youtube、何かお子さんの好きなことをする時間にしてOKなど、些細なご褒美でOKかと思います。

修了テストに合格を達成ポイントにするのであれば、少しお子さんが目を光らせるようなご褒美を準備してあげると良いでしょう。

我が家も次の修了テストに合格したら、アニア(恐竜好きなので)を買ってあげるよ!と言ったら、先生にあと何枚やればテストなのか、一日何枚やればテストのタイミングが早まるのか聞き始め、自ら枚数を増やしたりしていました。笑

③教室の先生と相談してみよう。

もし普段はお子さん一人で公文に通っているという場合、送迎を何度かしてみて学習の様子を見てみると良いかもしれません。

我が家もいくつか教室を見ていますが、教室によって全然雰囲気や先生の関わり方・進め方が違います。

一度教室での様子を先生に聞いてみて、悩みを相談されると良いかもしれません。

よくお子さんのことを見てくださっている先生であれば、いろいろとアドバイスをくれると思います。

もしそこで、「あれ?もしかしたらうちの子(我が家は)この教室(先生と)には合わないのかも…。」と思うことがあれば、思い切って教室を変更するのも一手です。

④教科を減らしたり、宿題の枚数を減らすよう先生に相談してみよう!

もしお子さんがキャパオーバーの場合には、教科を減らしたり、毎日の宿題の枚数を少し減らすのも必要かもしれません。

無理にやらせてもあまり良い結果は期待できませんからね。

毎週毎週宿題を残して教室に持っていくよりは、思い切って枚数を減らし、一日一枚でも二枚でもやることを習慣づける/休みの日はくもんはやらず、平日だけやる といったようにやり方を変えるのもありだと思います。

このあたりもよくお子さんの状況を見て、先生に相談されるといいかと思います。

⑤親子で一緒に勉強をするスタイルに変更!

単調なプリント学習を楽しくやってもらう劇的な方法はありません。

でも少しでも楽しくやってもらう方法はあります。

それは親子で一緒に勉強をするということです。

お子さんが公文をやっている間に家事をすませて、、、といきたいところですが、お子さんがまだ小さい場合、横で一緒に「ママ(パパ)も一緒に勉強するね!」と言って、宿題を見ながら本を読んだり、仕事をしたりすると、結構手を動かしてくれます。

そしてこちらも、宿題を見ると言いつつ別のことをやりながらなので、手が止まっている所を見てもそこまでイライラしません。笑

未就園児の場合は特に、なかなか一人で机に向かってプリントをやり切るというのは難しいでしょうから、親の関わりは必須です。

未就園児の場合は少し騒がしくなりますが、競争方式やクイズ方式を取り入れるとニコニコ笑いながら進めてくれる日もあるでしょう。

例えば「あっここママが先に読んじゃお~。」とか「●●ちゃん、書かないならママが先に書いちゃおうかな~。」といったような感じです。

ほかにも「これ何て読むかわかる?ママわからないな~難しいな~。」と言ったり、「どっちが先に読めるか勝負だー!」「今日は●分で一枚終わらせてみようか!数えるよ~。」といったように、ちょっと頑張ってテンションを上げると子供も食いついてきてくれるようになります。

⑥その他:宿題に取り組む時間をスケジュール化し、決める。

毎日の学習の習慣化も大事なくもんのメリットです。

ただ、毎日毎日「くもんやろっか!」「えー後でやる…。」となると、親も子もストレスですよね。

くもんの宿題は「毎日●時にやる」と子供と事前に決めておくといいです。

時計がまだ意識できていない場合は、「長い針が6のところに来たら、やろう。」「夕ご飯を食べたらやろう。」と決めたり、「レゴで遊んだらやろう!」など、子供の好きなことの前や後などもいいですね。

習慣化してしまうと、やらない日がなんとなく気持ち悪くもなってくるので、これはおすすめです。

それでも公文(くもん)を嫌がるなら、やめるのも有り。なぜ公文を始めたのか振り返ってみよう。

いろいろな方法を試してみて、先生にも相談してみて、それでもやっぱり公文が上手く進まないこともあるでしょう。

一過性のものであれば様子を見ることも必要ですが、そうでない場合はすっぱり辞めてしまったほうがよいでしょう。

そして公文で身に着けてもらいたかったものが他のやり方(習い事)で身に着けられそう!というのなら、そちらに切り替えたほうが良いです。

例えば、自宅学習の習慣化をしたい!少しでも自宅学習をして学校の勉強についていけるようにしたい!ということが目的であり、”でも公文だと子供がつまらなそうで、なかなか学習をしてくれない…。”という場合は、タブレット学習もおすすめです。

正解すると、丸がついたり音がなったり、子供が飽きない&一人でも学習できるような仕掛け・工夫がたくさんしてあるため、ゲーム感覚で勉強をすることができます。

我が子もスマイルゼミを受講していますが、正直公文より楽しそうですし、自ら進んでタブレットを開き学習をしてくれています。(やっている内容はあまり変わらないはずなんですけどね💦)

◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ通信教育 【幼児コース】

結論:公文(くもん)を効果的に続けるには親の負担が半端ない。

筆者自身も幼少期公文に通っていたのですが、正直「親はこんなに大変だったのか…。」といま驚愕しています。

そして怒らないで子供にいかに気持ちよく取り組んでもらうということがいかに難しいか…。(溜息)

でもやはり親や先生が上手くサポートをすることで、頑張れる子もたくさんいると思います。

実際我が子もそうでした。

以前はやりながら泣き出してしまうこともあった公文ですが、今では「これから公文やるよ。」と言ってくれ、頑張ってくれる日も多くあります。

ぜひお子さんにあったやり方でサポートをしてあげてください。

そしてたくさん褒めてあげてください♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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