
”くもんいくもん♪”でおなじみの公文式。
公文には、0歳からはじめられる「Baby Kumon」と「通常の公文教材」があります。
通常の公文教材は3歳から。
「3歳から勉強なんてはやくない??」というご意見もあるかと思いますが、我が家の長男は「Baby Kumon」をやっていた流れもあって、3歳から公文に通い始めました。
結論、親も子供も大変なことがたくさんありますが、我が家の場合は3歳から始めてよかった!と感じています。
今現在約2年ほど公文を継続しておりますが、そこで感じたメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
公文(くもん)に通わせたきっかけ
私は自身が小学生の頃6年間、公文式に通っていました。
そのかいあってか、算数はどの教科よりも得意で好きな科目になりました。
自分が得意と感じることで少し自信にもなり、苦手意識がなかったことが原因かもしれません。
我が家では、長男が1歳のころ「Baby Kumon」に通わせていました。(詳細は別記事)
育児休暇中に通わせていたため、育休終了とともに「Baby Kumon」はやめてしまったのですが、また3歳の頃、「まずは文字をすらすら読めるようになったほしい!」「何か1つくらい習い事をさせたい!」というとってもゆるい気持ちで公文に再度通い始めました(笑)。(仕事が終わり自宅のある最寄駅に到着するのが18時だったので、他に検討できる習い事がなかった…というのもあるのですが…。)
当時はまだひらがな読めない・数字の概念がまだわからないという状態だったため、まずはひらがなの読み書きができるようになってほしいと思い、「国語」をスタートしました。
公文(くもん)の月謝・制度(週2回)
くもんは週2回(教室の定める曜日)教室に通い(※「オンライン&教室学習」を行っている教室もあり)、その場で教材をやり、採点をしてもらい、終わったら1日●枚と先生と決めた宿題を持ち帰ります。
我が家の場合は、週2回通わせるのが大変なため、通うのは週1回にさせてもらい、6日分の宿題をもらっています。
月謝は1教科あたり、
・東京都、神奈川県:7,700円/月
・上記以外の地域:7,150円/月
※会費は消費税、教材費を含みます。※会費につきましては各教室の所在地に準じます。※英語学習開始時には、専用リスニング機器「E-Pencil」6,600円(税込)をご購入いただきます。
(KUMON公式HP「3歳の公文式 | 公文教育研究会 (kumon.ne.jp)」参照)
3歳から始めた公文(くもん)の学習内容(主に運筆が中心)
読む練習

始めにやったのは、絵とひらがなが書かれたプリントを読む練習。
表には絵とひらがなが、裏にはひらがなだけが書かれているプリントを読みます。最初は絵をヒントに読み、裏に返してひらがなだけで読む練習をする…といった感じです。
慣れてくるとはじめはひとつの絵だけだったのが、2つ3つと増えていきます。
最初は「こんなの簡単~」と余裕だった長男も2つ3つに増えてくると…「なんだっけ?」という表情。
頑張って記憶していました!
書く練習(ズンズン)
何かを書くことは家でも行っていましたが、まっすぐの線を描く・ピタッと最後鉛筆を止めるといった決められた線を書く練習は家ではやっていませんでした。
でも文字を書けるようにするためにはこの練習ってとっても大事なんですよね。
公文の運筆は「ズンズン」という教材で、直線を引いたり、絵の周りをなぞったりして行います。

我が家の場合は、この運筆はかなりしっかり行っていただきました。
ちなみに、公文の鉛筆は幼児でも持ちやすいように通常のえんぴつよりも太く作られています。また、形状は三角形になっているため、正しく鉛筆が持てるようサポートしてくれます。

なお、「くもんのこどもえんぴつ」は通常の鉛筆よりも太いため、専用の鉛筆削りを使用する必要があります。
公文(くもん)を3歳から始めて感じた効果
2年近く公文を行って感じているメリットは以下のとおりです。
- 意欲的にひらがなを読み書きするようになった
- 毎日の学習習慣がついた
- 正しい持ち方で鉛筆が持てるようになった
- 同時にお箸やスプーンももてるようになった
意欲的にひらがなを読み書きするようになった
公文をやり始めてから半年くらいすると、毎日の学習の甲斐があってか、ほぼほぼひらがなを読めるようになってきました。
そして街で見かけた文字を読んでみたり、簡単な絵本を自分で読むようになったり、文字を読むことが楽しくなってきているように感じました!
読むのが楽しくなってくると今度は自分の名前を書いてみたり、パパやママの名前を書いてみたり。はじめは暗号みたいになっていましたが笑、自分から何度も練習する姿やできた文字を得意気に見せてくる姿を見ると公文をやらせてて良かったなとつくづく感じます。
また、(このおかげかはわかりませんが)5歳近くなってくると絵本を自分で手に取り読むことが増えてきました。

毎週5~10冊くらいの本を図書館で借りて読むようになりました。
毎日の学習習慣がついた
毎日学習する時間を決めてあげることで、「くもんは毎日やるもの。」という習慣がついてきました。
もちろん嫌そうな顔をするときもありますが(笑)、それでも毎日5分でも10分でも机に向かってプリントをやる姿は我が子ながらたくましいものです。
2年近く経過してきた頃には、30分くらい集中して学習をすることができるようになってきました(当時5歳)。
正しい持ち方で鉛筆が持てるようになった
鉛筆の持ち方はかなりしつこく直したため笑、今では正しい持ち方で文字を書くことができるようになりました。
そのかいあってか、お箸やスプーンも割とはやく自然と正しい持ち方で持てるようになっていました。
公文(くもん)を3歳から始めて大変だと思ったこと
- 気分が乗らないときにやらせると子供の負担になる
- 毎日宿題をやらせるのが大変
気分が乗らないときにやらせると子供の負担になる
子供からすすんで「公文やりたい!」といってくれればいいのですが、やはり決められたプリントを毎日やり続けるのは子供にとっても大変で、気分が乗らないときもあります。
どうしてもいやいやながらやるという日は出てきます。
それを毎日楽しく(?)やりきらせるのは、親もそれなりに労力を使います。
特に公文は、少しずつステップアップするため似たような教材が続いていきます。飽きずに(親も含めて)毎日やらせきることは結構大変だと感じています。
毎日宿題をやらせるのが親のストレスになる
子供が小さいうちは、やはり親がそばで見ていてあげたり、サポートをしてあげなければなかなか学習は進みません。(親の腕の見せ所ですね。)
しかし…!毎日のこととなるとこれが本当に大変です。
ときにはイライラして「早くやりなさい!」と怒ってしまうことも…。
これならやらない方が良かったかも…と、自己嫌悪になることもしばしばありました…。
なるべく(特に子供が小さいうちは)温かくサポートをしてあげたいなと思っています…。
3歳から公文(くもん)を始めて2年経過。今の進度は?
今現在、我が息子は5歳。
進度は3A(おおよそ年中クラス)のため、年相応の進度です😂。
はじめは、「せっかく高い月謝を払ってくもんをやっているのだから、少し先の学年の勉強を先取りできたら良いな♪」くらいに思っていたのですが、なかなか親の思うようにはいきません。(笑)
(もちろん同じ時期にはじめて2学年先、3学年先…とやっている子も同じ教室にたくさんいます!)
けれど人よりも理解・習得するのに少し時間のかかる息子。
もしやっていなかったらもっともっと苦労をしていたのかもしれない(?)とも思います。
そして何より、こうやってひらがなが読めるようになってきたり、書けるようになってきたりして成長していく姿というのを間近で見れたことは振り返ってみると、とても良かったなと思っています。(やっているときはそんな余裕はないんですけどね💦笑)
まとめ
くもん、その子にあったところからスタートし、その子に合わせて進んでいくため、いつからはじめた方が良い!というのはないかと思います。
子供の性格や、どのようなことを身に着けてほしいと親が思っているかによってもいつから始めたほうが良いかは変わってくるのかなと。
我が家の場合は、文字を読み書きすることに興味を持つようになったことや、毎日コツコツ続けることを学べているところは、公文を3歳から始めて良かったと思っている点です。
そして親も含めて毎日ちゃんと公文をやるという習慣ができたことが良かったのかなと思います。
小さい内から始めると大変なことも多いですが、苦手意識を持つ前に身に着けることもできますし、早く始めることのメリットはあるかなと感じています。
ちなみに我が家では算数や英語については、くもんではなくお家学習をしています。
もう少し日本語に慣れてきたら、算数だけに移行したいなと考えています。
以上、ご覧いただきありがとうござました。
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