スマイルゼミは、学年毎にコースが分かれており、基本的には自身と同じ学年のものを選択し学習をしていく教材となっていますが、2022年3月より、先取学習ができるコアトレというコンテンツの配信が開始されました。
コアトレは、学年を超えて学習ができるコンテンツで、子供の理解度に応じてどんどん先に進むことができます。
「スマイルゼミは簡単すぎる…。」といった口コミが多かったですが、当コンテンツの配信でスマイルゼミのデメリットがひとつ解消されたのではないでしょうか。
当記事では、そのコアトレは一体どんなものなのか?学習内容や構成、魅力などを画像付きで詳しくご紹介したいと思います。
「スマイルゼミに興味はあるけれど、コアトレってどんなものなの?」
「通常の学習はやっているけれど、まだコアトレには触ったことがない!」
という方、ぜひ参考にしてみてください。
スマイルゼミのコアトレとは?→先取り学習ができるサービス
コアトレは、2022年3月より配信が開始された無学年学習ができるコンテンツで、幼児・小学生コースが対象となっています。
得意なところはどんどん先に進むことができ、中学3年生までの学習を先取をすることが可能です。
また、苦手なところもさかのぼって学習できるようになっています。
科目は、算数と国語。
初めて取り組む内容でも、 考え方のコツを動画で先に見てから学習することができるので、先取学習といえど、一人での学習も可能となっています。
料金は、既存の月会費に含まれる形のため、追加料金なしで利用することが可能です。
スマイルゼミ│コアトレはどこからやるの?
スマイルゼミは立ち上げるとすぐ以下のような画面となり、今日行うの学習コンテンツが表示されます。
コアトレはこちらではなく、画面左上のボタンから入り、スタートする形になります。
スマイルゼミ│コアトレを実際にやってみた!先取り学習の内容を画像付きでご紹介。
次に具体的な中身を見ていきましょう。
コアトレの構成。
コアトレはいくつかのトレーニングごとに分けられており、ひとつのトレーニングが終了すると次のトレーニングが選択できるようになっています。進めば進むほど選べるトレーニングの選択肢が増えてきます。
ひとつのトレーニングは以下のような構成になっています。
トレーニングの構成
- 1つのトレーニングの中で、さらに2~4つほどの学習内容が分かれている
- 1つずつ、【まなぶ】と【れんしゅう】があり、【れんしゅう】をクリアすると次へ進める
- すべての【れんしゅう】をクリアすると、【かくにんテスト】があり、合格すると1つのトレーニングが終了
まず、コアトレの画面に入ります。
1つ目のトレーニングをタップすると、【まなぶ】と【練習】のボタンがあります。
【まなぶ】をタップすると、動画で解説を見ることができます。
【れんしゅう】をタップすると、次のような学習ができます。何問かあるのですが、この単元は全問正解で次の単元に進めるようです。
クリア~!
すべての単元が終わると【かくにんテスト】がでてきます。
合格すると、次のトレーニングが表示されます。
コアトレの学習内容。
【こくご】の学習内容
我が家は現在年中コースのため、はじめはひらがなの書き方からのスタートです。
はじめは簡単なひらがなから。だんだん難しいひらがなになっていきます。
このトレーニングでは、最後は「た・な・け・に」を書く練習です。
【さんすう・すうがく】の学習内容
さんすう・すうがくは、数の大きい・少ないからのスタートです。
進んでくると、少しずつ難しくなってきます。
スマイルゼミの先取り学習、コアトレは【ここ】がすごい!学力定着のための工夫が盛りだくさん。
コアトレの良いなと思った点をご紹介させていただきます。
間違った問題は数を変えて出題してくれる。
間違うと次の単元に進めないため、すぐにもう一度チャレンジしたくなるのですが、ここで答えを覚えていてしまうと意味がありません。
コアトレはきちんと数を変えて出題をしてくれるので、きちんと理解をしていないと先に進むことができません。
復習問題も子供をやる気にさせる工夫有り!
先取はどんどん進んでいる感じがありやりたくなりますが、過去の復習ってあんまり気乗りしないですよね。
でもコアトレには復習もやりたくなるような工夫があります。
終わったトレーニングの右下をタップすると、、、
【間違えずに連続して正解ができるか?】といったチャレンジや、【タイムアタック】のチャレンジ画面に切り替わります。
ゲーム感覚でできてちょっとおもしろいですよね♪
みんトレ機能で負けず嫌い達はやる気発動!
みんトレとは、コアトレの中にあるサービスで、リアルタイムで全国とスマイルゼミユーザーと同じ問題を時、正解数を競い合うサービスです。
常にできる訳ではなく学習済みの単元のみが対象で、みんトレに参加できるときはトレーニング右上にみんトレマークが付きます。
既に学習済みの問題なので復習にもなりますし、対戦形式ということで集中力が一機にアップ!
負けず嫌いなお子様にはとてもおすすめサービスです。
コアトレをやってみて感じたデメリット。
次にコアトレをやってみて感じたデメリットをご紹介します。
今日のミッションがメインなので、進んで取り組みにくい。
コアトレはメインの学習ではないので、画面左上のアイコンをタップしないと表示がされません。
自然と開く形ではないので、やる気満々のお子さんでない限り中々進んで開いてやろう!となりにくいかもしれません。
通常の学習をすればご褒美タイムもあるため、子供からするとひと段落してしまい、学習終了♪という感じでタブレットを閉じてしまいます。
(実は我が家もコアトレの存在を子供に伝えていなかったため、子供は存在にすら気づいていませんでした(笑)。)
親がサポートしてあげないと嫌になってしまう子もいるかも。
コアトレは全問正解しないと先に進めなかったり、一度間違えてしまうとまた最初からやり直しになったり、結構厳しめです。
我が子も何度か入力ミスをし、最初からやらないと先に進めない!とわかった途端、「もぉー-!!(怒)やめる!!」(←自分が悪い(笑))と怒っておりました。
一人で学習ができるようにいろいろ工夫はされていますが、コアトレに関しては(幼児のお子さんは)親御さんのサポートがあったほうが良い子も多いかもしれません。
初めは復習から│先取り学習したい子には初めは退屈かも。
もうすでに「ひらがなが書ける!」「カタカタが書ける!」というお子さんでも年中コースであれば、年中コースからのスタートになります。
はじめに「スタートはこの単元から…」といった開始の仕方はできないため、先取学習メインで使いたいご家庭にとっては初めは退屈に感じてしまうかもしれません。
まとめ:スマイルゼミのコアトレをやってみた感想。
コアトレは、子供が楽しめる要素や自分で学べるという要素がふんだんに詰まっているのに、きちんと学力の定着ということも忘れられておらず、すばらしいコンテンツだなと感じました。
得意なことが伸ばせると子供の自信にもなりますし、何より楽しみながら学べるというのがとても素敵だなと感じました。
我が家も余裕があるときなどに少しずつ進めてみようと思います。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント