保育園では「ひらがな」は教えない?家庭学習のコツやおすすめ教材を紹介。

育児・知育
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「保育園に通わせているけれど、勉強って教えてくれるのかな?」

「ひらがなの読み書きや数字の勉強って保育園で教えてくれるのかな?」

そんな疑問をお抱えの方いらっしゃるかと思います。

子供が3歳くらいになると、話せる言葉やできることがグッと増え、成長の幅が見られる時期かと思います。

この頃になってくると、幼稚園に通い出す子も多くなりますが、昨今ひらがなやカタカタの読み書きや、簡単な足し算など、”お勉強”に力を入れている幼稚園も増えてきていますよね。

保育園の場合、先に結論から申し上げると、勉強を教えてくれるところは正直多くはありません。

そのため、何か小学校入学前までに身につけさせたい!という場合には、家庭学習が必須です。

「小学校入学のタイミングで差がついてしまわないかな?」

「そろそろ小学校入学だけど、どのくらい勉強ってできたほうがいいのかな?」

そんなご不安を抱えていらっしゃる方へ向けて、当記事では、未就学児のお勉強事情や家庭学習のコツなどをまとめてご紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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保育園で「ひらがな」などの勉強は教えてくれる?幼稚園との違いは?

冒頭でも申し上げたとおり、保育園では勉強を教える義務はありません。

そもそも保育園と幼稚園では、その目的や管轄している省庁も異なります。

保育園は、保護者が就労などを理由に家庭内で保育ができない場合に、子供を預けることができる施設であり、児童福祉法においても、”第三十九条 保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設(利用定員が二十人以上であるものに限り、幼保連携型認定こども園を除く。)とする。”と定義づけがされています。

保育園の目的はあくまで託児なのです。なお、管轄は厚生労働省となります。

それに対し、幼稚園の管轄は文部科学省であり、その目的は学校教育法第二十二条に次のように記載されています。

”学校教育法 第三章 幼稚園 第二十二条 幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。”

幼稚園では教育という側面がでてくることや、園児獲得という側面から、お勉強を早期に取り入れる幼稚園、運動に力をいれている幼稚園、またのびのびと遊び、遊びを通じて学ぶことを重要視している幼稚園…など、幼稚園ごとにいろいろなカラーを出して運営をしているのでしょう。

みんないつ「ひらがな」の読み書きができるの?未就学児(保育園児含む)~小学1年生の学力調査結果をご紹介。

では、いつ頃からお勉強らしき知識を身に着けていくのでしょうか。

ベネッセ総合教育研究所が2016年に発表しているアンケート調査(幼児期から小学一年生の家庭教育調査)では、次のような結果がでています。

【文字】年少児年中児年長児小学一年
自分の名前がひらがなで書ける66.8%88.1%97.2%
数行程度の文がかける72.4%94.1%
【数】
1,2,3,4と20までの数をただしく数えられる81.9%94.8%98.9%
二桁の足し算・引き算ができる33.7%91.0%
幼児期から小学一年生の家庭教育調査(ベネッセ総合教育研究所)

小学校入学前までに自分の名前や数行程度の文書はかけるようになっていたり、数字をただしく20まで数えられる子が多いようです。

ほとんどの保育園では勉強(「ひらがな」などの読み書き)は教えない!身につけたいなら家庭学習が必要。

保育園では独自にひらがなや数字のプリントを保育中に取り入れてくれたりするところもありますが、すべての保育園でそのような取り組みをしてくれる訳ではありません。

もし小学校入学前までに子供に先取して何かを身につけさせてあげたいという場合には、家庭での学習が必要です。

とはいえ、仕事をしながら帰宅して子供に勉強を教える…というのは、なかなか至難の業ですよね。

次に保育園ママ・パパにおすすめな家庭用の学習教材をご紹介します。

保育園児におすすめな家庭用学習教材3選。

保育園家庭が学習用教材を選ぶ際に注意していただきたい点とおすすめの学習用教材をご紹介します。

保育園児が家庭学習用教材を選ぶ際の注意点。

まず注意していただきたい点をご紹介します。

  • お子様にとって適切な難易度であるかどうか
  • お子様と親御さんにとって適切な量であるかどうか
  • 無理なく学習を継続、進められそうな教材であるかどうか

お子様にとって適切な難易度であるかどうか

まずはお子さんにあった難易度の教材であるかしっかりみてあげることが必要です。

「せっかくやるなら少し先の年齢のものにしようかな?」と、つい考えてしまいがちですが、あまり難しいと、子供はすぐ嫌になってしまします。

我が家も、ひらがなが半分くらい読めるようになったタイミングで、書く練習をした方が早く覚えるのかな?と思い、ドリルをやってみたことがあるのですが、大失敗でした💦

ひらがなを書くのって、つい大人からすると簡単そうに見えてしまうのですが、子供にとってはチンプンカンプン!です。

途中で「もうやだ!」と、言われてしまい、封印しました。(笑)

やっぱりしっかりステップを踏んでやったほうがいいんですよね…。

お子様と親御さんにとって適切な量であるかどうか

そして、難易度に加えて量もとても大切です!

学習には継続が重要です。一日で詰め込むより、毎日5分でも10分でも勉強をするほうが力になります。

でもこの継続というのが実は一番難しかったりもします。

家庭学習の場合、つい今日はいっか…。という甘い気持ちが発動してしまうからです。

また、幼児期の学習は親のサポートが必要です。

ただでさえ仕事で忙しいのに、子供の横で勉強を見てあげる時間はなかなか取りにくいでしょう。

量を決める際は、親子一緒に勉強できる時間がどのくらい割けそうか逆算して決めることをおすすめします。

また、はじめは、お子さんにあった量で少しずつ進めるのが良いかと思います。

無理なく学習を継続、進められそうな教材であるかどうか

幼児期の学習用教材はカラフルであったり、かわいいイラストが描いてあったりと子供をやる気にしてくれそうな見た目のものが多いです。

子供の好きなキャラクターのドリルなんかだとより一層やる気になりそうですよね!

また、ドリルによっては、できたねシールがついていたりと、やる気を継続してくれそうなオプションがついたものもあります。

忙しい合間を縫って勉強を教えるには、いつでも子供がやる気になってくれることが重要です。

お子さんが「これならやりたい!」と言ってくれそうなものを選ぶと良いかと思います。

おすすめの家庭用学習教材・方法3選。

おすすめの家庭用学習教材をご紹介します。

自宅でドリル派:くもんの幼児ドリル

くもんの幼児用ドリルは、発売40年を越えるロングセラードリルで、全ページフルカラーです。

運筆に力を入れており、書く力を高めてくれます。

また、さまざまなシリーズがでているため、このドリルが終わったら次はこれ…といったように、ステップアップもできます。

できたねシールや巻末にはひょうしょうじょう(表彰状)がついていたりと、お子様のやる気アップの仕組みもあります。

ある程度強制力がないと継続はできなそう…という方:公文式に通い、自宅学習

家庭学習の大敵は「今日はいっか…。」という甘えです。

ある程度強制力があったほうがやっぱり良い!多少大変でも学習習慣を身につけさせてあげたい!という方は、公文に通うのもおすすめです。

公文は比較的遅くまで教室が空いており、●時から●時までの間に入室してください。といったスタンスで運営されているところが多いため、共働き家庭でも通わせやすい習い事のひとつです。

毎日の学習量は先生と相談ができるので、もしご興味ある方がいらっしゃればお近くの教室をお探しになることをおすすめします。

勉強を見てあげる時間はとれなそう…という方:タブレット学習(スマイルゼミ)がおすすめ!

「いやいや、毎日勉強を見てあげる時間なんて取れないよ…。」

「勉強を見てたら、絶対親子ゲンカになる…。」という方には、タブレット学習がおすすめです。

我が家はスマイルゼミユーザーですが、スマイルゼミは幼児でも一人で学習できる工夫や仕組みがたくさん盛り込まれており、遊び感覚で楽しく勉強を進めることができます。(←これ本当にすごい。)

なので、本当に親は楽です…。(ありがたい…。)

学習の動機付けにも非常におすすめの教材です。レビュー記事も書いているのでご興味ある方はぜひご覧ください。

保育園児の家庭学習を成功させるコツ3選。

我が家は家庭学習に何度も失敗してきました…。

失敗というと何?と思う方も多いかと思いますが、それは「子供に対して怒ってしまう」ことと「継続しない」ということです。

そんな我が家でいろいろ試してきて効果のあったことを、家庭学習を成功させるコツとしてご紹介します。

勉強をする時間をスケジューリングし、決まった時間に毎日学習する。

これは結構重要です。

子供はとても素直なので決められた約束は守ろうとしてくれます。

毎日「●●(例えば夕飯)が終わったらやろうね。」や、「●●(例えばTVなど)を1つ見たら、こっちやろうね。」と毎日の決め事としておくと、すんなり机に向かってくれます。

もちろん、気分が乗らない日もあるため毎日すんなり…とはいかないですが、決めておくだけでだいぶ親子間の「やるやらない」の押し問答が減っている気がします。(笑)

とにかくたくさん褒める!褒めて子供のやる気をアップ!

褒められたら誰だって嬉しいものです。

どんなに些細なことでもいいので褒めてあげて、勉強=ポジティブなものとして、捉えられるようにしてあげましょう。

「今日はいつもよりも早く終わったね!すごいね!」

「とっても上手にかけているね!」

「太い字ですごいかっこいいね!」

昨日より少しでも上手くできたことがあれば、それを見つけて褒めてあげましょう。

子供が楽しんで勉強ができるようにサポート。時にはご褒美も必要。

やっぱりご褒美があると、子供のやる気もアップしますし、終わったときの達成感も格別です。

我が家の場合、勉強が終わったら小さいチョコや飴をひとつ選んで食べて良いということにしています。

毎日勉強が終わるとお菓子箱を嬉しそうに眺めています。

小さいお子さんの場合、シールが好きなお子さんも多いので、できたねシールなどでも良いかと思います。

もしやる気が下がってきてしまった場合には、お子さんが喜びそうな小さなご褒美を準備してあげるのも良いかもしれません。

親子で無理なく楽しく、家庭学習を継続しよう!

保育園家庭は、どうしても子供と過ごす時間が限られてしまいます。

せっかくの大事な家族の時間なので、もし家庭学習を取り入れるのであれば、楽しく!無理なく!を忘れずに、取り組んでみてくださいね。

そして継続してできそうな方法を親子でトライしてみてください(^^)

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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