
- もうすぐ職場復帰…給料面ではフルタイム復帰のほうがいいけれど、時短の方がいいのかな?
- フルタイムでしか職場復帰はできない…けれど、子供や自身の負担が大きそうで不安…。
そんなお悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか。
フルタイムで子育てをするのって、体力的にも精神的にも本当に大変です。
筆者の周りにも育休取得後フルタイムで職場復帰をしたママが何人かいますが、みんなひーひー言ってます。
でも!フルタイムで復帰したことに後悔などはしていない様子…。
当記事では、フルタイムで子育てをする上で後悔しないためのポイントや、後悔しないための対策など、経験者たちから集めた情報をまとめてご紹介していきたいと思います。
時短勤務やパート勤務のメリット・デメリットも併せてご紹介しますので、「どのように職場復帰しようか迷っている…。」という方も、ぜひ参考にしてみてください♪
フルタイムで子育てを後悔してしまう5つの理由。
フルタイムで働きながら子育てをする上で、後悔しがちなポイントを5つご紹介します。
①子供との時間が取れない。

一番の後悔しがちなポイントですよね。
帰宅が18時や19時を過ぎると、子供が寝るまでの時間なんて数時間。
その間にご飯やお風呂、寝る準備をすませなければなりません。
遊ぶ時間や今日保育園であったことをゆっくり話している時間は取りにくいかもしれません。
また、お子さんが小学校へ上がると、これに加えて宿題のチェックなどが加わり、より大変さを感じてしまうママもいらっしゃいます。
②仕事の疲れ+子育て+家事で、体力的・精神的にしんどくなる。
自分自身が疲弊しきってしまうママも多いです。
フルタイムで仕事をするってそれだけで体力的にもしんどいんですから、子育てや家事が加わったらそりゃ疲れますよね。
体力的にしんどくなると、だんだん仕事や育児のストレスで精神的にも辛くなってきてしまうケースは多いです。
③スケジュールの余裕がなくなる。
これも後悔しがちなポイントです。
「毎日、終業後はダッシュで保育園のお迎えに行っている。」
「突発的な業務対応で少し残業をしただけで、延長保育になってしまった。」
なんて話もよく聞きます。

筆者も急な残業でお迎えが遅れてしまったことが何度かあるのですが、
最後の1人になってしまい、「ママ…遅いよ…。」と言われたときは、
何とも申し訳ない気持ちになってしまいました…。
④会社によっては、負荷の大きい仕事がまわってくる可能性も。

フルタイムで復帰すると、負荷の大きい仕事がまわってくる可能性も0ではありません。
「やりがい」を感じることができるという点ではメリットにもなりますが、仕事の負担が増えることで疲れてしまうことも想定されます。
⑤一回フルタイムで申請をすると、時短に変更するのは難しい可能性も。
制度的にはOKでも、一回フルタイムで申請すると、時短への変更がしずらいという会社も多いようです。
上記のような点から、フルタイムで働くかどうかは慎重に決めたほうが良いでしょう。
フルタイムで子育てをするメリット3選。
フルタイムで働きながら子育てをするメリットもあります。
①時短等に比べ、給料が良いため経済的な余裕が生まれる。
時短勤務の場合、働く時間が短くなればなる分、収入が減るというのが一般的です。これは賞与に対しても適用されることが多いため、年収として考えるとかなりダウンしてしまう方も多いのではないでしょうか。(もちろん会社によってルールは異なりますので、就業規則をよく確認しておきましょう。)
フルタイムの場合、基本の給料は変わらずのため、経済的な余裕が生まれるのが大きなメリットです。
子供のしたいことや、自分へのご褒美など、頑張って働いた分、家族や自身へ還元できるのは大きな魅力です。
②責任ある仕事を任せてもらえる可能性がある。

フルタイム勤務の場合、時短等に比べ責任ある仕事を任せてもらえるケースもあります。
仕事に「やりがい」を感じたいというママにとっては、魅力的ですよね。
③長期的に見て、キャリアップに影響が少ない。
会社にもよりますが、育休から復帰した際、子育てとの兼ね合いで産休前とは違う業務に就かなければならなかったという方も多いです。
それで出世コースから外れてしまったという方も。
フルタイム勤務の場合、そういったキャリアップへの影響が少ない可能性もあります。
フルタイムで子育てをしても後悔しないための5つコツ。
ではフルタイムで子育てをしていくには、どのようにすればいいのでしょうか。
①便利家電、宅食サービス等使えるものは使い、家事の時間を最低限に。
仕事外の時間は、お子さんや家族との時間に、また自分のための時間に使いたいですよね。
夕飯は、外食、お惣菜・お弁当、宅食サービス、ミールキットなど、便利なものはとりいれましょう。
献立を固定化しちゃうのも時短になります。
また、衣類乾燥機や食洗機、ルンバなど、あなたの家事を助けてくれる便利家電があれば、購入を検討してみるのもいいと思います。
ちょっと高いかもしれませんが、仕事外の時間は本当に貴重です!
家事をしている時間を時給換算してみたら、すぐ元なんて取れちゃいますよ。
②保育園への送迎・急なお迎え対応等、夫との役割分担を明確にしておく。
職場復帰前に、保育園への送迎や、熱や体調不良の際の急なお迎え対応等、誰が対応するのか家族内でしっかり役割分担をしておきましょう。
「在宅ワークの方が、送迎対応をする。」など、状況に応じて決めておくのもいいでしょう。
特に保育園入園初年度は呼び出しも多いので、ここの役割分担はしっかり決めておくことをおすすめします。
③しっかりと自分の息抜きの時間も作る。

中々難しいかもしれませんが、ママが倒れてしまったり、壊れてしまったら一大事。
しっかりと自分の休息の時間も作りましょう。
土日の内、どちらかだけパパにお願いして一人の時間を作る…
子どもが寝た後、好きな映画をゆっくり見る…などなど。
ぜひ心と身体をリフレッシュする時間を、意識して定期的に作ってあげてください。
④子供や家族の時間を大切にする。
共働きだとどうしてもお子さんと過ごす時間は限られてしまいます。
でも、一緒に過ごす時間が長ければいいというものではありません。
一日中一緒にいても、自分のことばかりで全く子供と関わらないのであれば、一緒にいないのと一緒です。
大切なのは「一緒にいる時間をどう過ごすか?」その密度です。
平日はバタバタ、休日は疲れ&溜まった家事でヘトヘト…なんて日も多いですが、これも意識して定期的に時間を作ると良いでしょう。
⑤急な残業対応ができないことや業務内容等、自身の希望を会社としっかり擦り合わせをしておこう。
どんな働き方をしていきたいかは、人によってさまざまです。
すべて希望が通るかはわかりませんが、お互いに齟齬がないよう、職場復帰の前や自身の状況が変わったタイミングで、しっかり自分の希望を会社へ伝えておく様にしましょう。
時短?パート?フルタイム以外で働く場合のメリット・デメリット。
他の選択肢のメリット・デメリットもしっかりと理解した上で判断するというのは、後悔しない選択をするためにはとても重要です。
フルタイム以外で働くメリット・デメリットをご紹介します。
時短勤務で子育てをするメリット・デメリット。

時短勤務で子育てをする一番のメリットは、労働時間を短くすることで子供と過ごす時間が増やせる点でしょう。
「そもそも時短勤務にしないと、お迎えに間に合わない。」
「時短勤務にしても毎日はバタバタ…。」
というママもたくさんいらっしゃると思うので、あくまで「フルタイム勤務と比べて」と話にはなりますが…。
また、時短勤務にしていることで、残業が難しいことや突発的な対応が難しいことなど、周囲から認識されやすいのも利点としてあるかもしれません。
ただし、デメリットもあります。
時短勤務の場合、多くの会社ではその就業時間に応じて、給料(ボーナス含む)も少なくなるのが一般的です。
そのため、収入は産休前と比べてダウンしてしまう方も多いでしょう。
お子さんが2歳以下で復帰する場合、まだ保育料もかかるので下手すると育休手当の方が良かった!というママも多くいらっしゃいます。
メリット
- (フルタイムと比べると)子供と過ごす時間が多い。
- 業務負担など、配属先や業務分担を配慮してもらえる可能性がある。(※逆にこれによって「やりがい」を感じにくくなってしまうママもいるため注意!)
デメリット
- 収入が減る。
- 場合によっては、仕事内容に配慮してもらった結果、出世コース等から外れてしまうことも…。
\育児をしながら楽しく働ける仕事、見つけませんか?/
ワーママが転職するなら登録必須転職エージェントのご紹介。
リアルミーキャリアは、ワーママ向けの時短求人に特化した転職エージェントです。
他転職サイトではあまりない時短求人が豊富です。
また、育児中のアドバイザーが、あなたにおすすめのキャリアプランや求人の提案など、無料で相談にのってくれます!

【登録は1分】ワーママで転職をお考えの方は登録して損はありません。まずは無料会員登録を行いましょう。
パート勤務で子育てをするメリット・デメリット。
「もっと子育てに比重を置きたい。」
「業務負荷をもっと減らしたい。」
という方は、パート勤務に切り替えて勤務日数・勤務時間を減らすというのも1つの方法です。
パート勤務になるメリットは、やはり勤務時間を減らせることで子供と過ごす時間が増やせることでしょう。
また、平日の行事対応や習い事などで休まなければならなかったり、勤務時間を短くしたいという場面でも、パート勤務の方が対応しやすいというメリットもあります。
デメリットとしては、収入面のところと仕事へのやりがいをどうかんじるかというところではないでしょうか。
今までバリバリと働いていたママにとっては、「つまらない」と感じてしまうかもしれません。
また、勤務日数・時間を短くしたいという場合には、保育園入園の面でも注意が必要です。
多くの自治体では勤務日数や時間が短いと保育園入園が不利になるところが多いです。
自治体によってルールが大きく異なりますので、お住まいの自治体によく確認をしておきましょう。
メリット
- 子供と過ごす時間が多い。
- 一般的に、休みの取得やシフト変更がしやすい。
- 業務負荷が減ることで仕事へのストレスが減る。
デメリット
- 収入が減る。
- 仕事に「やりがい」を感じられなくなってしまう可能性も。
- 住んでいる地域や勤務日数・時間等によって、保育園入園が不利になる可能性もあり。
後悔しない子育てのために、デメリットや対応策をしっかり準備しておこう!
どの働き方がベストかというののは、人によって、そして各家庭によって様々です。
子育て同様、これが正解というのもはないと思います。
ただ、こんなはずではなかった。こんなことになるなら、あの時こうしておけば良かった。というのは極力避けたいものです。
ぜひ、いろいろな働き方のメリット・デメリットを知った上で、どの働き方が自分や家族にとってベターなのか、検討してみてください♪
以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント